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後期研修医村瀬絢香医師の論文がIOVSに掲載されました
後期研修医村瀬絢香先生の論文が米眼科雑誌Investigative Ophthalmology & Visual Science (IOVS)に掲載されました。以下村瀬医師のコメントです。
本研究では、特発性網膜上膜症例について黄斑上膜と網膜表面の間の面積をSukimaと定義し視力、歪視(ゆがみ)との関連について検討しました。その結果、SUKIMAは視力、歪視の両方と相関し、視機能を予測するのに役立つOCTパラメータと考えられました。今後、術前にSukimaを有する症例について、硝子体術後に歪視量がどのように改善するか検討予定です。まだ後期研修医として眼科領域全般に勉強中の身ではありますが、さらに当教室から自身の研究が発表できるよう精進したいです。
村瀬絢香
“Relationship between optical coherence tomography parameter and visual function in eyes with epiretinal membrane”
Ayaka Murase; Ryo Asaoka; Tatsuya Inoue; Koichi Nagura; Rei Arasaki; Kentaro Nakamura; Kazuyoshi Okawa; Shin Tanaka; Yasuo Yanagi; Maiko Maruyama-Inoue; Kazuaki Kadonosono
Investigative Ophthalmology & Visual Science May 2021, Vol.62, 6. doi:https://doi.org/10.1167/iovs.62.6.6