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広野医師の投稿が国際学術誌に掲載されました
広野一志医師の投稿が国際学術誌”Ophthalmology Retina”に掲載されました。以下広野医師のコメントです。
本症例ではMorquio症候群においてStickler症候群に類似した所見を眼底自発蛍光検査にて確認しました。眼底画像検査では後極周辺部に血管周囲の放射状網膜変性を認め、眼底自発蛍光検査にてこれに一致した低蛍光所見がみられました。Morquio症候群は平均寿命が短いことで知られていますが、本症例は50歳台と比較的高齢であり希少な一例であることも含め症例報告しました。
現在入局1年目として横浜市立大学附属市民総合医療センターにて勤務させていただいており、未熟ながら日々手術や外来に励んでいます。まだ入局して半年しか経っていませんが、症例報告をし国際学術雑誌に掲載されるという貴重な経験をすることができ、大変嬉しく思います。
ご指導を賜りました井上麻衣子先生、井上達也先生、門之園一明教授をはじめ、ご協力いただいた多くの先生方に厚く感謝を申し上げます。
広野 一志
“Abnormal Fundus Autofluorescence in Eyes with Morquio Syndrome”
Kazushi Hirono, Maiko Maruyama-Inoue, Kazuaki Kadonosono
Ophthalmol Retina. 2022 Sep 28;S2468-6530(22)00425-0. doi: 10.1016/j.oret.2022.08.019. Online ahead of print.