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堀米医師の論文が米学術誌に掲載されました
堀米由香医師の論文が米学術誌”RETINA”に掲載されました。以下、堀米医師からのコメントです。
本研究では従来の顕微鏡下硝子体手術と、低光量で精密な映像を取得できるNGENUITY®︎を用いた硝子体手術とにおける網膜光障害リスクを比較検討しました。その結果NGENUITYを用いた硝子体手術では網膜有害光線暴露量が軽減され、より網膜侵襲が少ない可能性が示唆されました。今後は術後視力やOCT所見等の観点から光障害を示唆する要素を検討できればと考えています。
現在関東労災病院にて勤務させていただいており日々手術に外来に奮闘しております。その傍らこのような研究にも関わることができ、嬉しい限りです。
ご指導を賜りました柳靖雄先生、井上達也先生、門之園一明教授をはじめ、ご協力いただいた多くの先生方に厚く感謝を申し上げます。
Evaluation of the Retinal Hazard with 3D Digitally Assisted Visualization System and Conventional Microscope in Macular Surgeries
Yuka Horigome, Yume Iwashita, Kazushi Hirono, Tatsuya Inoue , Ami Konno, Kazuaki Kadonosono, Yasuo Yanagi
RETINA. 2022 Aug 31. doi: 10.1097/IAE.0000000000003621. Online ahead of print.