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中村健太郎医師の論文が英学術雑誌に掲載されました
中村健太郎医師の論文が英眼科雑誌”Eye”に掲載されました。黄斑上膜の治療成績の予測に繋がる画期的な論文です。以下中村医師のコメントを掲載します。
本研究は2020年に提唱されたLamellar Macula Hole類似疾患の新分類(Lammelar macular hole, ERM foveoschisis, Macular pseudo hole)に基づいてそれぞれの画像検査の特徴と視機能について検証しました。その結果、中心窩1mmのellipsoid zone の残存率が、視力や歪みに関連している可能性が示唆され、またepiretinal proliferation(EP)の存在が歪みに関連している可能性が考えられました。今後はこれらの疾患で硝子体手術後の網膜構造の変化と視機能の関連を検討できればと思います。
ご指導をしていただいた井上達也先生、門之園一明教授をはじめ、ご協力いただいた多くの先生方に大変感謝を申し上げます。
中村 健太郎